大日本印刷横浜工場でFSC(森林管理協議会)CoC認証を取得
大日本印刷株式会社(本社:東京社長:北島義俊資本金:1,144億円、以下:DNP)は、食品や日用品向け紙容器を製造している横浜工場で、平成17年12月20日、FSC(Forest Stewardship Council;森林管理協議会)のCoC認証(Chain-of-Custody、加工・流通過程の管理の認証)を取得しました。
DNPグループでは、商印事業部、株式会社DNP東海、株式会社DNPメディアクリエイト関西が、同認証を取得しており、今回が4番目の取得となります。
FSCは、世界的な森林の減少や、生活者の環境意識の高まりを背景に、環境団体、林業者、木材取引業、先住民団体、地域林業組合、林産物認証機関などの代表者130人により、1993年10月に設立された非営利の国際団体です。FSCは、以下の2種類の認証制度を設けています。
・森林管理認証
樹木の成長量に見合った伐採が行われていること、土壌・水質・野生動物など生体系に配慮していることなど、環境・社会・経済面での厳しい基準を条件に、森林管理を認証する制度
・CoC認証
認証された木材・木材製品が、加工・流通過程において、認証されていない製品と区別し管理されていることを条件に、メーカーや流通業者を認証する制度
食品や日用品などの紙容器にFSCのロゴマークを付けるためには、FSCの認証を受けた森林から伐採した木材を原料とする紙を使用し、かつ、紙の製造や流通、紙容器の印刷、加工まで、全ての事業者がCoC認証を受けている必要があります。DNP 横浜工場は、紙容器にFSCロゴマークを付ける際は、CoC認証を受けた紙を購入し、認証を受けていない紙を使用する製品と区別して製造管理を行います。
企業の環境保護に対する意識は、ますます高まっています。FSCのロゴマークが付いた紙容器を使用することは、管理された森林資源を使用すると同時に、生活者に対して「世界の森林保全へ貢献していこう」というメッセージを発信することになり、世界的な森林保全への取り組みを間接的に支援することになります。DNPは、CoC認証対象製品の販売拡大を推進するとともに、今後も各種認証取得を進め、製品の環境負荷情報を適切に提供していきます。
なお、DNP横浜工場は、2004年1月にPEFC(Programme for the Endorsement of Forest Certification Schemes、欧州の森林管理認証プログラム)のCoC認証を受けており、今回のFSCと合わせて2つのCoC認証を取得しました。これにより、森林管理認証を受けた紙を使いたいという要望があった場合、より多くの紙から選択できるようになりました。