第4回「タニタ健康大賞」
(財)聖路加国際病院・日野原重明理事長に決定
生活習慣病予防の啓発・啓蒙に貢献
体組成計や体脂肪計、ヘルスメーターなど家庭用計量計測機器のトップメーカーである株式会社タニタ(東京都板橋区前野町1−14−2、社長・谷田大輔)は、日本人の健康づくりに貢献した個人または団体を顕彰する「タニタ健康大賞」を財団法人聖路加国際病院の日野原重明理事長に贈ることを決めました。
本賞は2004年に創立60周年を迎えたタニタの記念事業の一環として創設したもので、今回が4回目となります。日野原理事長は、1978年に成人病という呼称を「習慣病」に改称することを提唱し、それが現在、全国的に定着している「生活習慣病」の基礎を築きました。とりわけ国の医療制度に関し生活習慣病の予防に重点を置いた施策へ大きく転換したことへの貢献、さらには国民の誰もが自らの健康を見直す大きな契機になった功績は多大であることから、本賞を贈るのにふさわしいと判断しました。
贈賞式は11月20日に霞が関東京會舘(東京都千代田区)で行い、タニタ社長・谷田大輔より賞状、トロフィーおよび副賞50万円の目録を贈呈します。
生活習慣病の発症リスクが高まるメタボリックシンドロームが社会問題化するなど、国民の健康に対する関心がこれまで以上に高まっています。こうした情勢を踏まえ、タニタでは「健康をはかる」を企業ドメインに、本賞を含めさまざまな取り組みを通じ国民の健康づくりに貢献していきたいと考えています。
【日野原重明(ひのはら・しげあき)氏のプロフィル】
1911年山口県生まれ。1937年京都帝国大学医学部卒業。1941年聖路加国際病院内科医を振り出しに、内科医長、院長代理、院長を経て聖路加国際病院理事長・同名誉院長。また、聖路加看護学園理事長、財団法人ライフ・プランニング・センター理事長などの要職も務める。1998年東京都名誉都民、1999年文化功労者。早くから予防医学の重要性を指摘し、終末期医療の普及や医学・看護教育に尽力。加齢に注目した「成人病」に代わり、日本で初めて生活習慣に着目した「習慣病」という概念を提唱するなど、常に日本の医療の先端を走っている。96歳の現在も、医師としての活動を続けている。
【過去3回の贈賞者】
第1回全国ラジオ体操連盟副理事長青山敏彦氏
ラジオ体操は1928年のスタート以来、国民の生活に深く浸透し、健康づくりに貢献してきました。その代表者として、長年指導者として貢献してきた青山氏に本賞を贈呈しました。
第2回社団法人日本ウオーキング協会
1964年に「歩け歩けの会」として発足以来、いつでも誰でもできる健康法としての「ウオーキング」の普及に尽力。全国でウオーキング大会による実践活動や公認指導員による歩く健康づくり教室の開催など、国民の健康増進に貢献してきたことを踏まえ、本賞を贈呈しました。
第3回財団法人日本体育協会
五輪大会参加を機に1911年に「柔道の父」と呼ばれる嘉納治五郎氏を初代会長に創立。以降、国民のスポーツ振興と国際競技力の向上に努めてきました。特に1946年に初めて開催された国民体育大会は、現在では国のスポーツ振興法に定める重要行事として国内最大の国民スポーツの祭典となっています。このほかスポーツ指導者の育成や生涯スポーツの振興、スポーツ医・科学の研究などの諸事業を通して国民の健康増進に大きく貢献してきたことを踏まえ、本賞を贈呈しました。